乳幼児健診

乳幼児健診

赤ちゃんの身長、体重、胸囲、頭囲を測定し、成長曲線と照らし合わせながら、しっかり大きくなっているか確認します。定頸、お座り、歩行などの粗大運動、手を使ったこまかい微細運動の他、言語や社会性の発達など精神面の発達を評価します。また心雑音など身体的な異常がないかのチェックを行います。栄養については母乳やミルクの量や授乳方法、離乳食の進め方などの指導をさせていただきます。さらにワクチンの接種漏れがないか、その年齢で気を付けないといけない事故の防止策などもお話しします。お母さんの不安や心配事に応えるのも健診の重要な役割ですので、なんでもご相談ください。

伊丹市では4か月、10か月、1歳半、3歳健診が公的補助(無料)で受けられます。このうち10か月健診のみが個別健診で、あとは保健センターで行われる集団健診となっています。

10か月健診を当院でご希望の場合は予約が必要です。

10か月健診

つかまり立ち、ハイハイなどの運動機能の発達具合、歯の生え具合、喃語(ダダ、ババなどの言葉)、離乳食の様子などを診ます。また、体が倒れそうになった時に手を伸ばして体を支えようとする「パラシュート反射」の確認や、予防接種の進み具合などを確認します。

スポットビジョンスクリーナーによる視覚検査をお勧めしています。

上記年齢(公的補助(無料)健診以外)での健診おすすめの月齢

2か月健診

笑顔や喃語(まだ言葉を話せない赤ちゃんが意識的に発する、意味のない声のこと)が始まります。体重の増えは順調か、母乳はよくでているかは大切なチェックポイントです。2か月から予防接種が始まります。

7か月健診

寝返りやお座りができるか、またおもちゃへ関心を示すかや人見知りがあるかなど精神的な発達も確認します。また離乳食の進み具合などをお聞きします。

1歳健診

ひとり立ち、伝い歩きなど運動機能の発達と、おもちゃで遊ぶかなど周囲に対する関心を示すか確認します。

2歳健診

段々と他の子どもたちと遊ぶようになります。言語も急速に発達します。運動面や言語面、社会性の発達を小児科で健診します。

事前に、気になっていることや育児上の不安・ストレスなどがあればメモしておいてください。

当院のブログ “赤ちゃんペンギンのお散歩”は育児に関する情報満載です。お時間のある時にご一読いただければと思います。

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