伊丹市千僧の小児科 山崎こどもクリニック

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皮脂が過剰に分泌されて起こるトラブル

生後2~3カ月ぐらいまでは、生理的に皮脂(油)がたくさん分泌されます。皮脂は毛穴から分泌されます。皮脂は頭や顔に多く分泌され、皮膚表面に油の膜を作って、乾燥から保護します。 しかし、一方、酸素に触れて酸化されると過酸化脂質となり、皮膚を刺激し、また、微生物の繁殖の場となるなど、過剰になると悪さをすることがあります。この結果皮膚が赤くなったのが、脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)です。皮膚の表面にふけのような油と表皮がまじったものがたくさん付いて、地肌が赤くなってきたら、赤ちゃんは少しかゆみを感じるかもしれません。

皮脂が過剰に分泌されて起こるトラブル

赤みの強い場合は、軟膏などで治療が必要なことがありますが、皮脂の分泌は生後4か月以後おさまってきますので、自然に軽快しますから、心配ありません。

過剰な皮脂のケア

顔は毎日せっけんで洗ってあげれば少しづつキレイになります。石けんで洗ったあとは、ぬらしたガーゼで、せっけん分をきちんと流してあげましょう。

頭皮にべったりとはりついて、まるでかさぶた状になっているところは、無理やりごしごしはがそうとしないで、入浴の30分ほど前に白色ワセリンやオリーブ油をつけて、ふやかしてから、ていねいに毎日せっけんで洗えば、少しずつ落ちていきます。

地肌が赤くなってきたら

一度受診してください。適切な軟膏を処方します。

赤ちゃんの頭の形

赤ちゃんの頭蓋骨はやわらかいので、一方向からいつも力がかかるような状況にあると、そちら側が押されて平らになります。生後2-3か月までは、自分で頭の方向を変えることがあまりないので、変形があると、その方向ばかり向くようになって変形がひどくなります。

ときどき頭の向きを変えてあげれば変形の予防になります。4か月以後なら、ベットの配置を工夫して、興味を引くようなものを向かせたい方向に置くのも有効です。赤ちゃんは月齢がすすむと自然にあちこち向くようになるので、強い変形が後々まで残ることはあまりありません。ただ非常にまれですが、頭蓋骨が強く変形していく病気があります。程度が強い場合は一度かかりつけ医に相談してください。

(参考:変形防止の枕は、頸部が前屈して気道を圧迫する可能性がありおすすめしません)

髪の毛が薄い

生まれたての赤ちゃんの髪は細く、結果として全体に薄くみえます。とても薄い赤ちゃんもいますが、どの子もだんだんとしっかりした髪の毛に生え変わり、気にならなくなるものです。

一部分だけ目立って薄くなる場合もあります。生後数カ月の生え変わりの時期に、前頭部から頭頂部にかけて毛髪の大部分が一斉に抜けてしまい、一時的にこの部分が非常に薄くなる赤ちゃんがいます。

また後頭部の髪の毛が少なくなる場合もあります。これはベッドなどにいつもこすり付けられることによって抜けてしまうからです。

髪の毛が薄い

どちらのケースもやがて新しい毛が生えて、しだいに目立たなくなります。

また、頭の脂濡性湿疹に伴って抜け毛が起こることがあります。脂濡性湿疹は生後3~4ヶ月ころまでには治りますから、この脱毛も自然に軽快します。

うちの子、よく吐くんです

赤ちゃんは、よく吐きます。口からダラーと少しくらい、という場合もありますし、ドバッと大量に吐くときもあります。ほとんど吐かない子もあれば、授乳のたびに吐くという子もいます。 大人の胃は、いったん食道から入った食物は、食道に戻らないよう、入り口がきゅっと締められた構造になっています。赤ちゃんの時は、この力がまだ弱いので、簡単に逆流します。これが、赤ちゃんがよく吐いてしまう理由です。 月齢が大きくなるとだんだん締りがきっちりして、吐く回数が減ってきます。哺乳後に「ゲボッ」と吐いても1日に1~2回で、吐いたあとケロッとしていて、機嫌が良く、体重増加も良好であればまず心配はいりません。ゲップが上手くできないと空気で胃が張るので余計に吐きやすくなります。哺乳後は、立て抱きにして、十分に時間をかけてゲップさせてください。

ゲップ

吐く回数が多い、だんだん吐く回数が増えるてきた、いつも大量に吐く、哺乳量が少なくなってきた、元気がないなどの場合は、他に原因があることがあります。 ご相談ください。

赤ちゃんのめやに

目の表面は乾くと傷つきやすいので、いつも周囲から少量の涙液が出て、表面を保護しています。涙の一部は目の表面から蒸発しますが、ほとんどは目頭に開く鼻涙管という管を通って下に向かって流れ、最後は鼻腔内に排出されます。生後まもない時期にはこの管が未発達のために涙目(下眼瞼に涙がたまった状態)になったり、起床時などにめやに(実際は涙が乾燥して濃縮されたもの)がべったり付着することがあります。通常、1~2か月で自然に治ります。毎日きれいにふきとって、しばらく経過をみてください。

目が腫れたり、結膜が赤く充血している場合は結膜炎をおこしている可能性があります。 また、生後3か月たっても改善しない場合は先天性に管が開いていない病気の可能性があります。どちらも受診が必要です。

赤ちゃんのうんちの色

離乳食が始まるまでの赤ちゃんのうんちは、普通は黄色~黄褐色です。 緑色になったり、脂肪やカルシウムが消化されずに白い粒状のものが混じることもよくありますが、これらは生理的なもので、病気ではありません。

白っぽい便、薄いクリーム色の便は、胆汁の出が悪くなっている可能性があります。 その代表的な病気である胆道閉鎖症の場合、生後2か月までに手術をしないと、肝硬変になります。早期発見が大切です。 母子手帳に便の色のチェッカーがついていますので、参考にしてください。

股を開くとき硬い感じがする?

股関節脱臼は出生1000人に2~3人あり、早期に診断し適切に治療しないと将来股関節の痛みや歩行障害をきたすことがあります。 特に女の子は頻度が高く(男子の6倍)要注意です。 生後3、4か月までに発見された場合、オムツの当て方や抱っこの仕方の注意などで股関節を開いた状態に保てば、かなり高度な脱臼でも改善できます。早期発見が重要です。

  • おむつを換えるときに股関節の開きが悪い(硬い感じがある)、特に左右差がある時。
  • 下肢の長さに左右差がある。
  • 近親に先天性股関節脱臼の既往がある。
などの場合は受診してください。

臍がなかなか乾かない

へその緒が取れたあと、おへその中心部が赤く盛り上がってじくじくといつまでも乾かないことがあります。 これを臍肉芽腫(さいにくげしゅ)といいます。 糸で根っこをくくって切除したり、硝酸銀で焼いて治療します。

稀に、このような治療をしてもなかなか治らない場合は、尿膜管遺残(出生前にあったおへそと膀胱とのつながりがなくならずに残ったもの)、卵黄のう管遺残(おへそと腸のつながりが残ったもので、つながりの腸側だけが残ったものがメッケル憩室)などが考えられます。

臍がなかなか乾かない

おへそのじくじくや肉の盛り上がりがなかなか良くならないときはご相談ください。

おむつかぶれ

おむつがあたっているところで起きた肌の炎症(皮膚炎)を、一般的におむつかぶれと呼んでいます。 原因はいろいろです。おしっこやうんちの刺激、おむつと皮膚のこすれ、うんちをふき取るさいの物理的刺激、汗、細菌・かび等々。

おむつかぶれを防ぐには、こまめにおむつをかえることが大切です。 最近の紙おむつは、おしっこを数回分吸収しても漏らしませんが、だからといって交換を怠ってはいけません。 おしっこに気づいたら早めに替えてあげましょう。

おむつかぶれ

またうんちをふき取るさい、あまりゴシゴシするのはよくありません。 下痢のときなどは、ただでも頻回のうんちで刺激されています。さらに、ごしごしこすったりしたら、とたんに真っ赤になります。 さっと拭いて、あとはこまめに洗ってあげましょう。

男の子の場合、おむつの中でおちんちんが陰嚢にピタッとくっついてしまい、かぶれてしまうことがあります。 おむつ替えのときは、おちんちんを持ち上げて、そっとふいてあげましょう。

ちょうどおむつの当たる腰のあたりが、かぶれることはよくあります。 原因として1つは、おむつでこすられたための皮膚炎です。きちきちのサイズのおむつでよくみられます。 紙おむつのテープをいちばん外側のラインで止めても、お腹のまわりがきつくて指1本入る余裕もないときは、サイズを一つあげましょう。 腰のあたりのかぶれのもう1つの原因は、あせもです。あせもは夏だけのものではありません。厚着や、暖房でもできるものです。 ちいさなぶつぶつがみられたらあせもの可能性も考えられます。時々背中やお腹に手を入れて汗ばんでいないか見てあげましょう。

おどりこ

頭蓋骨は、いくつかの骨が組み合わさってできています。 成長とともにこれらの骨は互いに結合して一つの頭蓋骨になりますが、赤ちゃんの時は、骨と骨の間にまだ骨になっていないすき間があります。 いちばん大きなすき間(大泉門といいます)は、前頭部中央にある径10mmから20mmほどの菱形の部分で、周りより少し凹んでいます。 軽く触れると心臓の拍動にあわせてポンポンと上下しているのがわかります。 大泉門の別名“ひよめき”といいますが、この語源は魚の“えら”(鰓)だそうです。そういえばうごきが似ているような‥。 また動きが踊っている様だということで“踊り子”とも言います(えらく文学的?)。 大泉門はたいてい1歳半から2歳ごろまでに閉じます。 骨にすき間があるといっても、そこは強い線維状の膜でおおわれています。 ですから多少触れたくらいで脳が傷つくようなことはありません。ご安心ください。

おちんちんが小さい?

おちんちんが小さいのではないかと相談を受けることがよくあります。 たいていは恥骨の前に脂肪がぽっちゃりついていて、陰茎の根っこの部分が覆われているケースです。 脂肪の中に埋もれているようかんじになるので、埋没陰茎と呼ばれます。 乳児期や太っている小児にみられます。 乳児期のそれは成長とともに皮下脂肪が減って自然と改善します。太っているケースでは減量すれば目立たなくなります。

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