髄膜炎菌

髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ)の接種を開始します。
髄膜炎菌は、咳やくしゃみによって運ばれ、鼻や咽頭の粘膜などに感染します。体力が低下している時などには、血液中に侵入し、敗血症や髄膜炎等重症の感染症(侵襲性髄膜炎菌感染症:IMD)を引き起こすことがあります。

IMDは日本では発症数が少ないものの(年間20~30例)、急速に進展した場合、発症から24~48時間以内に患者さんの5~10%が死に至ります。初期症状は発熱、頭痛、嘔吐など風邪に似ていることから早期診断が難しく、一方進行がとても速いため致命率が高いのです。また適切に治療を受けた場合にも10~20%の患者さんに難聴、神経障害、四肢切断などの後遺症が残ります。IMDは特に15歳~20歳台に頻度が高いようです。また寮生活など密な生活空間で伝染しやすいことが分かっています。最近では平成29年7月に横須賀市の防衛大学校生で学生寮に入っていた10代の学生が死亡しています。

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髄膜炎菌感染症を予防するためのワクチン(メナクトラ)があります。

メナクトラは筋注のワクチンで、1回だけの接種です。
他のワクチン接種と同様の副反応が見られることがありますが、通常は一時的なもので、数日で消失します。最も多く認められるものは接種部の痛み、筋肉痛、倦怠感、頭痛などです。

対象

  • 2歳から接種可能ですが、お勧めは11歳から大学生。
    11~12歳は二種混合ワクチン(DT)の定期接種の時期ですので、DTと同時に接種されるといいでしょう。
  • 学生寮などで集団生活をされる方
  • 髄膜炎菌感染症の流行地(たとえば中央アフリカの髄膜炎ベルトといわれている地域)へ渡航される方
  • アメリカなどの留学先で、髄膜炎菌ワクチンの接種を要求される人

費用

23,000円(消費税込)
ご希望の方はお電話または来院の上ご予約ください。